■ 【コンサル事例_2】
長野県にてコンサルティング業を行っているライトブレーン合同会社です。
今回は、アルバイト・パートスタッフの募集に関する事例です。
コンサルとして携わったA企業様。
当初、スタッフ募集の媒体はチラシでした。
しかも求人雑誌とか、求人広告ではなく、自社で作成したチラシを自転車で近隣地域にポスティングしておりました。
ポスティングも外注ではなく、社長自らが自転車に乗って行っていたのです・・・
聞くと、「チラシ部数残があるので」「求人広告の費用がもったいない」「以前これでいいスタッフが来たから」などの回答です。
現場主義のコンサルです。私も社長と一緒に自転車に乗りポスティングを何回か実際に行いました。
・・・これ、正しいでしょうか?
やはり、社長業として、社長がやるべき仕事に時間を使うのが正解です。
今はネットやスマホが既に主流の時代です。
社長に提案し、募集媒体を変更し、必要なコストはかけていかなければならない事を伝えました。
『過去〇〇だから、今まで〇〇のようにしてきたので。』
このような考え方は必要な時もありますが、発想を妨げてしまったり、過去に囚われてしまい視野が広がりません。
結果は歴然でした。
チラシ配布時・・・配布枚数約200枚、募集ゼロ。
ネット募集・・・閲覧件数約700件、募集18名。
明らかに違いますよね。(当然の事なんですけどね)
自分の過去や体験だけで考えるのではなく、視野を広く持ち考えることが必要です。
費用がかかるからと抑えるのではなく、必要なコストはしっかりかけることが大切です。
そのうえで、募集ゼロとならないように自社で工夫した募集広告が必要となります。
次回は、募集件数を集まるようにした募集方法についてお伝えさせてもらいます。
募集媒体を変更するだけでは、募集は集まりません。集めるためには集める為の工夫が必要です。
慢性的な人手不足がの悩みがある企業様にとって、解消のヒントになれば幸いです。
ライトブレーン合同会社 小林
~当たり前をトコトン愚直に・・・閃きとアイデアを共に~